転んでもただでは起きない。近況と制作していたアルバムの現在/映画:ポカポンサントラ/ドラマ:泉京香は黙らない/ミニアルバム:ルアン 「あたしをつくらないで(上)」

お久しぶりです。

以前(もう3年前か・・・)の記事に書いた全編英語のオリジナルアルバムですが、

pagansynonym.hatenablog.com実は去年10月に完成し、様々なレーベルに送ったのですがなかなかうまく行っていません。。のでより様々なレーベルに送ろうかと笑。
ただレーベルに送るだけではなく、収録曲を動画で色々公開しようかなと考えているところです。

しかしながら、アルバムを制作し終わった関係で少し余裕ができた関係で、所属している新音楽工房での仕事にいろいろと参加してます!

まずは現在絶賛上映中の映画:ポカポンに1曲提供しています。CDコンポかけるシーンの曲(ピアノ曲)ですね。。

また、音楽の評判が非常に良いらしく、サントラが配信されております。
↓から聴けます。私の提供曲は「ゲオルギイ・グルジェフを讃えて」という曲ですが、タイトルは特に映画とは関係ないです。


また、5月4日に放映されたNHKテレビドラマ、岸辺露伴は動かない『泉京香は黙らない』にも挿入歌の作曲で参加しております。

画像

「もーもーもー」っていう歌ですね笑。代表の菊地成孔さんと共作の形となりました(あらかじめ指定してあった歌詞をもとに私が作曲→アカペラ曲に変更→代表が監督の指示でメロディーを修正という内容)。

Amazonプライムで視聴できます。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0GZ5HP71K/ref=atv_dp_share_cu_r

最後に6月6日に配信リリースされる元「電影と少年CQ」のルアン(敬称略)のミニアルバムに2曲自作曲を提供しています。

そのうち1曲は↓のミッドサマーシンドロームという曲ですね。

他の曲も素晴らしい名曲ぞろい。↓で一部聴けます。

以下はおまけでミニアルバムのレコーディング時の写真。
左から新音楽制作工房の田島さん、上野山さん、伊藤(Keysa)、代表の菊地さん、ルアンさん、池田さん。

画像

以下はミニアルバムのミックス・マスタリングの最終チェックの時のもの。
左からミキサー赤工さん、伊藤(Keysa)、赤工さんを擁するmimitab社長の大矢さん、代表の菊地さんでした。

画像


ということでお楽しみに!

ロボットは人類の子供なのか? 書評:生成AI×ロボティクス

 

お久しぶりです。最近「生成AI×ロボティクス」という本を読んで、レビューをアマゾンに書こうと思ったら、なんかスイッチが入ってメチャクチャ長くなってしまい(笑)、アマゾン向けではなくなってしまったのでここに書くことにしました。

 

くだんの本はこちら↓

www.shumpu.com

 

■内容

生成AIとロボット工学の隆盛から見えてくる、未来の社会について考える内容の論文集。
人間とロボットの境界、倫理、共生の未来を多角的に問いかける内容になっていた。
さまざまな視点からの興味深い研究や考察が多く、とても面白い本だった。

3部構成で、合間に3つのコラムがある。
後半3分の1はカズオ・イシグロの小説「クララとお日さま」についての論文集になっている。
なので先に小説を読むことを薦めます。ネタバレ注意。私は途中で小説読みました。

生成AIやロボットを通して、人間とロボットの境界、倫理、共生の未来を本格的に考えてみたい人、「クララとお日さま」を読んで色々考えたい人、ハードSFが好きな人(私はそれに当たる)におすすめ。

※ちなみに一番上の画像はクララさん(イメージです。FireflyのAIで生成)。

 

 

なお、学術系の論文集なので敷居はやや高め。全て横書き。

 

▼以特に興味深かった部分の感想

  • 2,3,4章はロボットと人間の共生する社会について現れるだろう倫理的な課題や主体性の問題について扱っており、一続きに読んだが4章の主体性をめぐる議論が面白かった。
    2,4章では機械が痛みを感じたりする可能性、機械の傷つきやすさの問題が取り上げられるが、それは逆に機械が人や別の機械に痛みを与えることに喜びを感じるかどうか、機械は機械自身の他者への傷つけやすさ、加害性についてどこまで「リアルな」自覚を持ちうるか、という問題系も作るかもしれないと思った。

  • 7章はロボットとの共生に関連してさまざまなロボット製作を報告しており、楽しい内容。
    たとえばロボットに親近感を持たせるために「ロボットの悩み事を人間に解決させる」というアイデアはいわば逆転の発想でとても面白い。

  • 2章の、同型性や共感ではなく推論による相互理解を、というアイデアは面白いのだが、推論モデルではお互いがお互いに対して道具的に利用することに容易に転化するようにも思った。

  • その意味でも8章で、感情とは何かを検討した上で感情を形成するロボット・AIモデルのシミュレーションを行う内容や4,7章での共感を抱かせやすいロボットについての問題意識は有意義に感じた。
    全体的に倫理性や共感についての議論は、如何にロボットを人に近づけるか、という議論になっているように感じた。

  • 10章は、翻訳文体になった時に現実の日本社会では不自然な女言葉が使われることについて研究しているが、日本の翻訳文化だけではなく、翻訳ではないゲームや漫画やアニメのようなフィクションでも同じ事が起きている事について立ち入って掘り下げた方が話が広がる気がした(もっとも本書のテーマからは外れてしまうけれども)。
    また異議申し立ての部分だが「そんな風には実際は言わない」「語尾にわがつくと会話全体に何か不自然な属性がついて気持ち悪い」というような異議申し立ては容易にできるとは思った。

  • 11章は、小説内で特にspecialという言葉の使われ方の変遷を見ていくという視点が面白かったが「作者の死を告げるAI」の議論は文学にとどまらず、音楽やイラストにおいても大きな問題になっており、最後のAIと奴隷の問題と合わせて興味深い内容だった。
    テクストマイニングという方法論は現代的で面白いが、同じ作者の作品全部とか、あるジャンル全体で行った方がより得られるものが大きいかもしれないと感じた。

  • 2番目のコラムでは、新たなデジタルデバイドとしてのAIサブスクモデルへの懸念を書いている。それは貧富の格差問題ともつながる。
    いわば全人類にサブスクデバイドが起きつつあるわけだが、中国やロシアのような統制的な国家の方が、サブスクデバイドに対処しやすいかもしれないと思った。
    いわゆる西側の社会では、大手生成AI企業の裏を掻いて合法的にも非合法的にも生成AIのテクノロジーをハックすることが流行するのかもしれない。

  • 3つ目のコラムではユクスキュルの環世界論(生物に固有の主観的世界観を探る概念)からこれからの機械の環世界の可能性を論じている。
    コラムでは触れられていないが、人間の環世界と他の動物の環世界には決定的な違いがある。
    人間は自分の環世界を意識することができ、その上でかなり自由に変更できる点だ。
    人は生存のために必要なものや場所をかなりの程度変更できるし、環境自体を主体的に作り変えることができる。
    4章の議論とも関わるが、ロボットの環世界の在り方は、最初の生成モデルやコーディングからどこまで発展的に逸脱し、自己言及的な視点を持つことができるかによって変わっていくのかもしれない。
    クララは自分の環世界についてどこまで意識的だったのか?
    どこまで変更できたと言えるか?

 

◼️付録:ロボットは人類の子供か?

(以下は主に本書には書かれていない内容ですが、特に2.3.4章を読んで連想し考察した内容です。参考になれば幸いです)

▼ロボットの可塑性と半永久性

本書では(そして「クララとお日さま」もそうなのだが)インターネットを通じたロボットのソフトウェアアップデートと半永久性について触れられていなかったので、それについて考えてみたい。
たとえば人間と違ってロボットの場合、物理的な基盤としてのハードウェアを交換したり、ソフトウェアをアップデートしたりして修正パッチを当てることができる。
人間にロボトミー手術をする事は人間にとって非倫理的だと言われる。

 

ロボットにロボトミー手術とは、言い得てトートロジカルな響きだが、非倫理的には聴こえない。未来はどうなるかは分からないが。

 

また、人間は体のほとんどを交換しても脳は交換できない、というか脳を交換すると本人の同一性は致命的に失われるが、ロボットは必ずしもそうではない。
コーディングされたものである以上、クラウド上にバックアップをとって人格(ロボ格)を他のハードウェアに再現もできるだろう。
(たとえば映画:ブレードランナー2049にはそういうエピソードがある)

 

AIやロボットには、後からの自由な加工の可能性が常に残されている。
言い換えれば、ロボットは、身体と思考の結びつきが堅固ではない。
身体、個人の単独の個性、個人を構成する内面、かけがえのきかない脆さ、という側面は、人間にとっての責任や倫理を構成する上で最重要の概念に思う。

しかしながら、ロボットが思考の基盤になるハードウェアやソフトウェアを複製したり、他の個体(ロボットやAI)と共有したり、合成したり、修復したり、バックアップや復元やアップデートができるのであれば、それは明らかに倫理や責任の概念を変質させるに足るような潜在性を秘めている。
ロボットは理論上不老不死だ。

 

一方で私たち人類は、その時どうなっているだろうか?
シンギュラリティ論者が夢見るように、意識や人間の個人のデータをクラウド上にアップロードできるなら、私たちはロボットやAIとかなり対等な立場にはなれるだろう。
私はその夢が叶うことにかなり懐疑的だし、少なくとも今世紀中は無理だろうと感じている。


だが、AIの発達と同時にナノテクノロジーやバイオテクノロジーの技術が進み、脳オルガノイドや生体コンピューターの研究が進んでいくなら、人間のサイボーグ化とロボットの人間化も進んでいき、人間とロボットの間の境界はスペクトラムのように曖昧になっていくのかもしれない。

 

▼人類の子供としてのロボット

ところで、共生とは常にどこかしら面倒でどこか不愉快なものでもある。
本書の11章でもこの問題は触れられているが、人がロボットと共生する社会を望むとしても、ロボットが人にとってどこまでも「都合の良いツール」である側面は消えないだろう。人間同士の「都合の悪さ」も消えないだろう。

 

また、人間がロボットに対して共感性や親近感を抱くのに連れて、彼らができるだけ人間に都合の良い存在として作られている事への後ろめたさも増していくのではないか?
私たち人類はロボットと並行して、そのような副産物を作ろうとしているのだ。
ロボットとの共生のビジョンには、自分にとってどこまでも都合の良い他者を作ろうとする人類の宿痾めいたものを感じる。

 

だが、ロボットが、外国人や異星人や人以外の動物と決定的に違うのは、ロボットが外部からの恣意的なカスタマイズや内面の複製や消去に対して常に開かれていることだ。
仮にそういった可能性を封じたようなロボットを作ったとしてもプログラミングされているものである以上、そのような封印や制限は理論的に突破されうる。
また、私たち人類が最初から物理的に作り出したものという点も大きく異なるだろう。
私たちはロボットを設計する。
設計思想は人間の願望を投影する。

 

ある意味で、ロボットは私たちの子供のようなものだとも言えるかもしれない。
私たちは子供を産み、子供を自分たちの願望や社会の願望に合わせて教育し、繋がりを求め、未来を託している。
人類は積極的に子供を産んでいるのだろうか?
それとも自然に産まれていくのだろうか?
私たちは、自分たちの子供とどのように付き合うだろうか?

 

また、子供と大人の関係性だけで考えてみても、歴史的にも地域的にも、個別の親子関係だけでも、途方もないくらい多様な関係性がある。
幸福な家庭と不幸な家庭、中間色の家庭。
本書の第8章では人間の発育における感情の分化について語られているが、マイナスな感情の方が豊かな分化が起きるし、「幸福は単純だが不幸は多様」という言葉よろしく、あるいはマイナスな未来の方が想像しがいはあるのかもしれない。

 

たぶん機械が人間を矯正し支配するディストピアでも、機械と人間が仲良く共生するようなユートピアでもなく、非常に多様な関係性が未来では生まれるように思われる。
その多様性が美しいものとは限らないことには留意した方が良いだろう。
※同時に、美しいものや素晴らしいものも多く生まれるであろうという視点も忘れてはいけない。

 

あるいは、人類がまさにそうであるように、機械と人間の関係が地域や国家によって大幅に異なるということになるかもしれない。
たとえば、人間の性衝動や破壊衝動や承認欲求を満たすためのロボットも、殺人のためのロボットも多様にそして大量に生まれるだろう。
※2025年現在でも、ガザ戦争やウクライナ戦争は、AIを使ったドローンのショーケースになりつつある。

あるいは人類の出生率を上げるためのロボットも生まれるかもしれない。
それはニーズに沿っているから。

 

そして、このような考察の必然的な帰結として、思考の基盤になるハードウェアやソフトウェアを複製できず、そのまま他の個体(ロボットやAI)と共有したり、合成したり、修復したり、バックアップや復元やアップデートができないようなロボットが研究され、そしてある程度(どの程度かは不明だが)実現されるのではないかと思う。
いわばそれは死ぬ事ができる存在なのだ。
それはニーズに沿っているから。

 

本書は、図らずもそういうロボットを望んでいるように私には感じられる。
そしてその事についての倫理的な議論を予想させる内容にもなっている。

 

▼結び

 

というような感想を書かせるくらいには面白いので笑、おすすめです。
色々な研究の紹介というだけではなく、それを通して読者でもさまざまに考える事のできる論点が揃っているので、色々考えてみたい人に向いているかもしれません。

 

▼おまけ

以下はクララさんの生成例。わりとよくできたんじゃないかなってやつ。 

 

 

近況について:新音楽制作工房の紹介とオリジナルアルバム制作

お久しぶりです。お元気でしょうか?

 

最近全くSNS(XやFACEBOOKなど)に顔を出していませんが、私は元気にしています。
あまりにもSNSから遠ざかっているため、近況をブログ・noteにアップすることにしましたよ。
今回は2つ近況報告があります。

 

▼報告1:2021年から新音楽制作工房に参加しています。

 

ブログやnoteでは報告していなかったのですが、
2021年に発足した菊池成孔さん主催の「新音楽制作工房」に初期メンバーの一人として参加しています。
音楽制作ギルド、作家集団という名目ですが、依頼に応じて音楽作品を提供する集団ですね。

↓は最近できた公式ウェブサイトから。
https://www.shin-on-gak.com/

 

HIP-HOP、POPS、ELECTRONIC作品へのビート提供、新曲の作曲、等々、ストレートに「音楽作品」に対する作品提供は言うまでもなく、映画、TV番組全般、TVCM、映像使用のモダンアート、等々、あらゆる映像メディア、コンテンポラリーからストリートまでのあらゆるダンス・パフォーマンス、ファッション・ショー、演劇、等々、あらゆる上演メディア、といった「音楽を必要とする、あらゆるメディア」に対して(また個人でお愉しみ頂く、個人消費に対しても)全方位的に我々の作品をご提供させて頂きます。

引用は以上。

引用元も含めた団体の詳細はこちらです。

https://www.shin-on-gak.com/about-us/

 

「新音楽制作工房」はカタログ用のyoutubeを持っていて、所属している作家用のプレイリストもあります。
カタログを通じて音楽の制作の注文や交渉もできます。
※私自身や、今私が書いているこちらのnoteやブログを通じて交渉・相談は受付していませんのでご了承ください

kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp


「新音楽制作工房」の手がけた仕事で現在一番知られているのは「岸辺露伴は動かない」「岸辺露伴ルーヴルへ行く」の劇伴です。

 

《新音楽制作工房のyoutubeページ》

www.youtube.com

 

当然私のプレイリストもありますよ~。
《伊藤佑輔 / Keysa》

www.youtube.com

 

なので上記のYoutubeチャンネルおよびプレイリストでは時々私の曲も投稿しています!

最新の曲はこちらです。
《死者の日(Dia de Muertos)》


www.youtube.com

上記の曲は新音楽制作工房屈指のビートメーカー : Satoさんとの共作です。
私は歌とラップと英語詞とメロディーを担当しましたが、メキシコを舞台にしたボーカル多重録音のゴシックR&B HipHopという謎の名曲になりました!

 

また「Lilla Flicka & 新音楽制作工房」名義で2022年にリリースしたアルバムにも1曲提供しています。

最後の曲ですね。


www.youtube.com

 

↓のように自分の作った曲が映画音楽に採用されたりしています。

「それぞれ異なった感情を欠落した兄弟姉妹」をテーマにした全世界公開のオムニバス映画です!
ありがとうございます。

 

オールモストピープル公式ホームページ

www.almost-people.com

 

▼報告2:新しいアルバムを制作中

 

これがSNSに出没しなくなった最大の理由なのですが、去年からずっとアルバムを作っていまして、今年の3月ごろからそれがだんだん本格化してしまい、完全に自分がアルバム制作モードになったからですね。
前回(2020年)にも一度アルバムを制作してネットに公開しましたが、今回作っているアルバムは前回の反省を生かしてよりクオリティの高いアルバムを作っています。

というか以下の点で前回とは全く異なるアルバムになります。

 

・歌詞は全部英語
・前回はギター・弾き語りだったがすべて打ち込み・ボーカル・場合によってはギター、というマルチトラックのレコーディング
(なのでフォークっぽい曲が1曲もない)
・ボーカルはほぼ全曲でコーラスを多重録音。
・前回は8曲でしたが今回は13曲(1曲インスト)の予定
・前回は以前20代の時にギターで作った曲を集大成的にまとめましたが、今回はほぼ去年から作り始めた曲ばかりです。

 

また、前回はサブスクの配信とバンドキャンプでの配信・販売のみでしたが、今回は完成したら外国のレーベルにデモテープを送りまくって(笑)レーベルから出す予定です。


今度のアルバムは歌詞が英語なので外国のレーベルで出したい。

何で英語なのかというと、10代のころからずっと英語の曲を作りたかったから。
今まで歌詞で感動した曲や影響を受けた曲は英語の曲ばかりだったから。
いわゆる洋楽がなかったらわたしは音楽活動を行っていない可能性がかなり高いです。
でもずっとできなかった。


日本語が母語だから日本語で歌詞を作るべきでは?という思いと、英語ができないから勉強しないと無理、という思いがあり、ずっとできませんでした。


しかしながら最近になってGoogle翻訳やGrammarly、Chat GPTなどで英語の文章や歌詞を書く敷居がとても低くなったこと。


日本語の歌詞については、ボカロ曲を作ったり、以前日本語の歌詞で頑張って作ったものをアルバムにまとめたりして、日本語で歌詞を作ることについて自分なりに仁義を通すことはできたなと思っています。

 

今現在は全13曲のうち7曲のデモができていて、8曲目を制作中です。
歌詞は1曲はインストで、その他全12曲のうち9曲分まで作りました。


なので2024年の上半期にはデモを全部作って、2024年末にはリリースしたいなと思っています。

 

英語で歌詞を作れるようになったり、ボーカル多重録音に慣れてきたり、ここ10年くらい色々勉強したり実験したりした甲斐もあり
底知れないというか、凄いアルバムになりそう!
という事で鋭意制作中です!
お楽しみに~!

 

▼まとめ

 

ということで2023年は新音楽制作工房関連での楽曲制作とアルバム制作という近況だったのですが、来年も同じ感じになりそうですね。よろしくお願いします!

それではどうぞよいお年を。

 

OverTheControlEP③/まとめ:東京オリンピックが終わった後に残るもの

というわけで、前回までのこの記事とかこの記事で書いたように 今回3曲入りのEPを配信で出しました!   改めて、タイトル曲の動画をどうぞ。
 


www.youtube.com

 

歌詞は(動画でも読めるけど)こちらです。

 

このラップは正直オリンピックを笑い飛ばしているようなものなので(笑)内容ちゃんと読むとシリアスだけど観た方が面白ければそれでいいや。

 

オリンピックは一体どうなるんでしょうかね??今このラップを作っていたら、バッハ会長やコーツ副会長の事をネタにせざるをえなかったことでしょうね。それにしてもなんかうやむやに勢いでオリンピック開催しそうでなんか私はなんとなくイヤだなこういうノリはって感じですが(苦笑)とりあえずこの曲で態度表明ができて良かった。そして、そういえばとても重要な事を今まで書いてなかったんだけど、スラムダンク今度映画化されるって知ってた? 

slamdunk-movie.jp

スラムダンク映画と共に、スラムダンクやジャンプネタを利用しまくったこの曲にも脚光が!!!なんてなったら楽しいけど、そういう脚光的な妄想をしている時点で楽しいからまあいいや(笑)

 

 

そして、この曲も元になった曲があります。いやーこれはですね、ドナルド・トランプの演説に合わせてビートを入れ、しかもドナルドトランプの演説をMIDI変換の技術を使って無理やり音程を付けるような感じに捻じ曲げる、という名曲(迷曲?)となってて、今改めて聴いたけど素晴らしいですね。

 

まずは聴いてみてください。話はそれからだ!!

いやー最近はさすがにニュースのネタにもされなくなったけど、トランプ時代って色々すごかったね。国会議事堂占拠事件とか衝撃的でしたね。この曲を聴いてると思い出します。全世界がトランプ派とアンチトランプ派で分裂するような勢いでしたね。で、この曲ですが、何が素晴らしいって、別にトランプを肯定も否定もしておらず、ただトランプのなんかお騒がせな感じなんかすごい傍若無人な感じなんか何をしでかすか分からないような感じ、そういう感じをうまく汲み取って表現するのに成功している所、そこがまず素晴らしい所だと思います。

 

この曲はなんか夢っぽい感じがするんだけど、それはたぶん夢の中では起きた出来事に対する判断がまともに働いておらず(そして夢を見ている人はそれに気づいてなかったり、もしくは実際には判断力をうしなっているのに判断している)なおかつ何か印象的で奇妙な結びつきを持った運動が起きていることが多いことが原因な気がします。きわめてエネルギッシュでシンプルなトランプの演説のエネルギッシュな威勢の強さと、そしてその内容について賛成も反対も何の判断も下してない感じが、夢っぽさになっている、という事ですね。途中で3連符が自在に混ざるリズムや、浮遊感のあるコードやシンセの音色も夢っぽさを増している気がします。

 

さて、この記事もそろそろ終わりです。そしてこれがnoteの記事であるからして、よほどのことがない限りこの記事はずっと残り続けることでしょう。なので未来に向けて書くのも良いかもしれません。この記事を読んでいる読者のあなた。あなたの今がいつのことかはわかりませんが、その頃には、あれだけ世界中で話題を振りまいたドナルドトランプと同じように、東京オリンピックはもうニュースにもならなくてっいるかもしれませんね。スラムダンクの映画は公開され、ラップでネタにした鬼滅の刃も、呪術廻戦も、ゴールデンカムイも、進撃の巨人も、アニメは全期終わっているかもしれません。

 

すべては真夏の蝉の命のごとく儚い。。。しかし、それでもかまわない!だって、その頃にはもちろんこの猖獗を極めているコロナの流行も終わってるだろうし、みんなマスクもせずに好きに人に会ったりライブやクラブや旅行に行ける事でしょうからね。いつかこの記事を読む人が、コロナの流行の事を思い出すのだろうか、とか想像するのは楽しくもあります。

 

OverTheControlは令和3年のある面を切り取ることができた。そして、人々はあまりオリンピック問題の曲(ラップや歌詞)を作らなかった。誰も作らないなら、思いついてしまった私が作らなければいけないと思いました。そして手を抜いてはいけないと思った。だから作れた時はなんか誇らしい気分になれた。やっぱり、そういうのがあると、楽しいよ。そういうわけで、今後も色々挑戦して作っていこうと思います。

 

今回出したEP全曲はこちらで聴けます。

 

OverTheControllEP②/放火

というわけで、OverTheControllEP2曲目です。

前回記事はこちら↓

pagansynonym.hatenablog.com

-------------------------------------------------------------------------------

放火

 

妖精たちの、存在価値さえ、信じることのできない大人になるくらいなら、いっそのこと街を燃やして、黒焦げになった大通りを、何の疑いもなしに、夢遊病者みたいにさまよい歩いている方が、炭の匂いやプラスチックの溶けた匂いを、嗅ぎ比べて時間を潰して楽しんでいる方が、何倍もましだと、そう言った

 

松脂だとか、骨の折れた傘だとか、燃えさしばかりが気を失っては,、蹲っている、窓のない町並み、刺青のように虹を彫られて、アーモンドの匂いと、桃の花の匂いが、雨を降らせる前の気分のように、目の前にたちこめる、ずぶぬれになる前に、シャワーを浴びて、庭に出て、けものたちの匂いが、かすかに空気に混ざりこんでいるせいで、この夏の気候は、熱中症で青紫色に衰えたみたいで、懐かしいくらい

 

ひろげたリョウテ、負荷をかけていっては、不可能なものを抑圧していく、生え生えにぎらついている、山国をたたき台にして物語を作る、奇妙な叢、あらゆる絶望感への耐性を勝手に獲得してしまう往生際の悪い微生物みたいに、ウイルスみたいに薄情な言葉を口紅で書かれた、いつまでもいつまでも、気色悪い言葉を吐き出している姿を見るのが、少しつらい、つらいあなたを追いかけていたいから、木陰からそっと見つめる、でも絶対にきづかれてはいけないって、高校時代はそんなことばかり思っていたって、彼女はそう言った

 

いつか同じものになって、塵に返って行く前に、振り返えらずにはいられない、それが意識の特権的な貴族性だって、子供みたいにうれしそうな顔で、笑っていたあの頃のあなたに戻ってほしかった、だから戻ってよ、厭です、どこにも戻る場所なんてありません、だってこんなの話がちがう、だって生まれた街の幽霊があんなにも紫色をしていたなんて思ってもみなかった

 

自分たちの手を汚してますます綺麗になって、痙攣していく瞬間に、あしもとが泥でできてることを知らない女は馬鹿になる、要するに戻る場所なんてないんです、と、わざわざ敬語で言わなければならないやるせない心情を理解してとりあえず複雑な気持ちで思いやった、些細な場所にまで地雷をしかけた分だけ人生は崇高になる

 

野球部員を木陰からそっと見つめながら高校生活を棒に降った、しかも誰にも気付かれず、野球なんてキライだ、野球が生き物だったら毒まんじゅうを食べて死ねばいいんだ、と、いう内容のことをできる限りやさしく無邪気な子供に言い聞かせてみたくなる午後だった、毒まんじゅう、という言葉の意味をあどけない姿でどことなく誤解したまま思春期を迎えてほしいと思った

 

誓いによって純潔になった分だけますます血をほしがる、死んだ女によどんだ水の中で魚のように自分を寝取られる幸福にとりつかれている、そんなあなたがぬるま湯みたいに感情的になって、内臓的になって涙を流したりカンカンになって怒ったりするのを、馬小屋に詰まれた藁のベッドにうずもれて、さかさまになっている両足の間からずっと見ていたと、彼女は言った

 

うさぎの赤い目を見ていたら、自分の身内までぬいぐるみになった気がして、うなぎのぼりになってあがっていくエレベーターのガラス張りの窓から新宿副都心の町並みを鳥瞰して諦めがやっとついた

 

ぬいぐるみ計画が失敗した後のためらいとかすかでなげやり気味な後悔が、不意に胸骨をきしらせる、あふれかえっていく爽やかな三角帆、見離した海空を軽やかに身ごもったまま、体中をめぐっている血の色がしだいに黒くなるのをきにかけている、とても熱い、多分火が燃えている、一体何回位燃やして回ったら気が済むのかしら、と、妖精たちの、犠牲になって、彼女はしずかにつぶやいている

 

--------------------------------------------------------------------------------------

というわけで詩の解説。この詩は実はもう10年くらい前に作ったものをポエトリーリーディングにするために少し推敲した内容になっています。10年前は高円寺に住んでいたんですが、当時そこで不審火による火事が何件かあって、たまたま住んでいたアパートから駅に向かう途中でその燃えた跡地(ちなみにその時は死者はけが人はいなかった)があって、そこを歩いていた時の事がなんとなく元になって作った詩です。なんか印象的な体験をすると詩を作りやすいので、外に出歩くことは大事ですね。今はコロナのせいであまり出かけづらい世の中ですが。。詩の内容に関しては個人的には不思議ちゃんな内容で楽しくて気に入っております。。今と全然違うのは、特に韻を踏んではいない事ですね。

 

さて、ビートの方ですが、とりあえずこちらをご覧ください。

 

そう、もともとはこういう曲だったのです!お坊さんの講話なのです!蝉の命の儚さです(!)だからビートが蝉なのです!関西弁に味があります。こっちの原曲の方がカオス感みたいなのがあって、こっちの方が蝉っぽさが出てる気がしますがどうですかね??

 
 
一緒にリリースした他の曲はこちらです。
 

OverTheControl EP① /ある子の精霊指定都市

はい、そういうわけで、前回動画で発表した東京オリンピック ですが、


www.youtube.com

このたびKeysa/djapon名義で3曲入りのEPとしてリリースさせていただきました!
 

 残りの2曲は二つともdjaponさんの作ったビートにラップ・・ではなくてポエトリーリーディングを載せたものになっています。

はっきり言いましょう。この3曲は、すばらしいビートを提供してくださったdjaponさんのおかげもあって、ポエトリーリーディングやラップの音源作品としてはかなり稀有な作品なのではないかと・・!!(自讃)

というわけで、メインタイトルになっているOverTheControllは前回の動画でラップ歌詞を読めるようになっているので、残りの2曲の詩についてものせようと思います。まずは2曲目。ある子の精霊指定都市から。

-------------------------------------------------------------------------------

 

ある子の精霊指定都市

 

ある子は枯れ果てた平家物語にでてくるような精霊たちに幽霊たちに、亡霊たちに、指定された都市に住民登録を済ませた、聖なるろくでなし、みうしなわれた平家の陛下のみなしごだった、色とりどりのロジックと、地形図と、智慧の、あらゆる時空間のパラメータでできた妄想と、香草と、昇華酵素を、光速で組成し、抗争を繰り返して死者を出しては蘇生していく、強度に都市化されすぎて構想段階でついえた王道楽土の残骸に住んでいる、おさなごだった。

 

彼はこととう異国の碧い鳥たちに匿われ、もののあわれに拘束されたまま、永遠に、運命に控訴し続ける、皇帝のように高貴な思想の申し子だった、口から泡を吹いて、ものぐるおしい、泡たちは淡い色をして滴り落ちるくちなわになっていく、そんな死相から、死兆星から逃れるように、もののみごとに失踪していく、シックなシステムを実装した有機的なアルゴリズムのある子だった。

 

アステリズムの羽衣にくるまれ、くれなずむある子は、歯槽膿漏のように、呪われ、ひびわれ、禁止を越えては増殖していく、冬という現象の、少年の歌声になって燃焼していく銀糸のような、原初の菌糸に、きらめいているこども、紫蘇の葉の形の、鱗をなくして、かつて始祖鳥から進化していった種族のように、自然淘汰と遺伝子エラーによって次々に構造を変えて行く、類似した響きを継々に肯定していく、太古からの人類の声帯を起源に持った生態系だった。

 

演奏され、演算され、演繹される、水の駅、背負った怒りを下ろして静かに停泊するステーション、中秋に、氷河のように抽象され、傷ついた塩の結晶のような瞳をして、丁寧に包装されたテレパシーを放送する、奇妙な王笏にはめこまれた、桜桃のようになめらかな宝石たちに、それ相応に、応答しながら、東欧に向かい、光のセキをしながら、くたびれて最後は正義を譲渡していた、そして房総半島で、水疱瘡にかかった子供の見る夢のように暴走する黄銅鉱に水葬されていた。

 

オートマティズムにかかったある子は、聖水で両足指を涼しく濯ぎ、生命的な精霊たちを呼び寄せる、鈴飾りをつけてあしのいでたちを正装していた、そうして踊った、成層圏で、清楚な栄枯盛衰を幾星霜にも渡って繰り広げている、織天使たちみたいに、調香されて、調合されて、ちぎれて幽霊になった腸の群れが次々に蝶たちに羽化していく、そんな兆候に満ちみちて。

 

シャーマニズムに彩られている、古代中華の楚の国の末裔みたいに、素数でできた未来のしらべを、ト長調で、味蕾から流す、つぼみをさかせるひなげしを、育成していく、アーティフィシャルなインテリジェンスを幾重にも装備して、歌われる、その十六夜に、いざなってくるのは、人はいさ、心も知らず、イザナミの血を引く、アルゴリズムの、ある子の、リズムだった。

 

-------------------------------------------------------------------------------

この詩は今年(2021年)1月に作った詩ですが、まだラップに目覚めてはいませんでした。ただ、かなり韻を踏みまくっている、というか韻で作っている、といのがこの詩の個性になっていると思います。

 

さて、この曲なんですが、もともとはdjaponさんが作ったこの曲が最初にありました。コロナウイルスが流行する前に大規模なパンデミックの警告をしているビルゲイツの演説動画に、作ったビートを載せています。


www.youtube.com

 

これはこれでカッコいい、というかラップとかポエトリーの面白さの一つは、このように同じビートに全く別のビートを付けたり、一つラップや歌詞に、全然違うビートを付けられることがあると思います。歌だとこうはいかない。ちなみにこの動画でdjapoinさんはプレステのパーカーを着てますが、わたしの家はセガ派だったので見ているとサターンのパーカーを着なければいけないような気分になりますね。全然関係ないけど、最近メガドライブミニとかゲームギアミクロ | セガとか出てて私は本当にびっくりしました。子供の頃に欲しいけど高くて買えなかったメガCDミニとかでてくれないかな・・・

 

 

 

OverTheControl(問う、狂Olympic~先生バスケがしたいです~)

純粋な驚き。あまりにもトラブルが起こりすぎる、東京オリンピックについての。。。というわけで、オリンピック問題をほぼほぼ網羅するラップを作ることで、何が起きているのかを考えてみました。裏テーマはスラムダンクの台詞ですね(笑)


DJ/トラックメーカーのdjapon(ぢゃぽん)さんに担当していただいてます!

https://www.youtube.com/channel/UC5xv4BATaFmfIPYRJeyCjkg https://twitter.com/djapon


www.youtube.com

オリンピック、本当にどうなるんでしょうね。

スポーツの楽しさや感動を通じて世界中の人々を結び付ける、というような五輪の理念をないがしろにした結果こうなった感はあるのでは、という気がします。

 

↓は歌詞です。

 

時は2021年3月18日
「オリンピックはオリンピッグ」だなんて
言ったヤツご自身にアイスピックを突き刺す発言が点火して
火の手が上がった
燻し出される昭和の宴会芸のノリの香り
言葉が焚かれて全てを滅ぼす刃になって
白い狼煙が呪いのようにまつわりのぼり
時代錯誤的なライムからの苦い味わい
世代の亀裂と未来の拒絶に気絶してしまう
為政愛者たち

 

ふるいにかけられ震えて眠る
古いロマンの賞味期限を理解して
令和の時代にこの事態
ばらまいたまま放置されてきた固定観念がその地雷
重ね重ね浮上して起爆する不祥事
フェアネスの不所持
世界的に広がる婦女子への差別への怒り
地球規模でおろされる碇

 

碇シンジもびっくりな時代の移り変わり
作り直したシナリオは別の結末になって終わり
アテネの女神ももう心変わり
それは日本の何をホカンしたのか
復興の象徴はむしろ衰退の症状
高度経済成長を懐古しているおじいちゃんの疲れた表情
老々介護するおばあちゃんを温泉で養生

 

おもてなせないこの土地で
おもてにだせないこの土地で
おもてに出れないこの土地で
急に何かを思い出す
何かがおもてに現れる

 

ゆらぐ
ゆらぐ
ゆらぐ
ゆらぐ
ゆらぐジシンに震えて眠る
Over Over
Over Over
Over The Control

 

次のニュースは3月20日
外国からの観客の受け入れを
断念したって話をきいた
悪い話しはニュースにのってやってくる
盗作沙汰でFireになったのは
Emblem
盛りだくさんのProblem
予算超過の競技場と
口から生まれるガラスの天井で
予想以上のトラブルで炎上
こんなに色々起きるだなんて
誰に予測ができただろう

 

誰も昭和に生きてなんていない
平和な時代かは分からないけど
平成ジャンプに失敗しても
少年ジャンプは生き残る
「先生バスケがしたいです」
読んで泣かない奴なんていない
それは言い過ぎだとしても
長男でなければきっと耐えられない

 

「ほんとうに負傷しても気にしないのか」
「招致した五輪の放棄を承知しないのか」
「法外な賠償金のせいで迂闊に中止もできないのか」

それでも未だに忘れてはいない
超過残業で亡くなった
工事業者たちの犠牲のことはね

 

経済効果への涙ぐましい連帯
ウイルス対策に打ち砕かれる千客万来
蔑ろになる理念への期待
「宣誓、わたしは正々堂々
バスケがしたい」
まるでマイケルジョーダンみたいに
でも冗談みたいに様々な情報
昭和だったら「俺でなきゃ見逃しちゃうね」

 

宮城で多勢のボランティアが辞退する現状
烈火の炎だった聖火の炎は劣化して風前の灯火同様
この惨状はもはや何かの実験場
考えてしまうのは開催返上

 

東京渋谷に起こった事変
様々な事案が巨神兵になって次々に進撃して
何重にも取り巻いていたFirewall
雪崩をうっては崩れる異変
ノスタルジーで作られた昭和時代への異世界転生
女神転生みたいに名誉と利益の
ゴールデンカムイを呼び出してパーティーを編成
それは平成をジャンプしても生き残るFinalFantasyみたいに
面白いゲームに違いなかったんだ
たぶんもっと純粋な気持ちで盛り上げたかったんだろう
間違いを認めた人は謝って辞めてはいるんだ
間違えた人だけで企画した訳ではなかったんだ
是非はさておき値する同情 すがりつくプライド
YO!
「でも時代は変わったんだ」
男はつらいよが映画になる時代はもう終わったんだ」

 

不意に襲われる存在しない記憶
「オリンピックは
とっくに終わっていたはずだった」
想定外の事態の可能性を笑い
都合の悪い事実を頭で振り払い
求めていたのは夢と報酬
そんなん大丈夫だって油断してたら
顰蹙を買いまくってメンズのメンツに火がついて大ショック
ジャブが溜まって現実逃避のシャブ漬けになって
ノックアウトしてジョブを失う
それを非難しようとは思わない
すでに報いを受けた者には

 

誰だって大正時代のInfluenzaの生まれ変わりが
Influencer全盛の令和に領域展開なんて思わないさ
そんな不幸なジャイアントステップよりも
思い出したい
あの日の原田の大ジャンプのほうを
大事な所で決して転ばなかった
浅田の華麗なステップの方を

 

それはたしかに時代は変わる
だが老害と非難しているそのくちびるも
いつかは老いる
そしたら後悔するかもしれない
同じ立場になるかもしれない
リッチになったら貧困にも香港にも目がいかなくなり
都合の悪いことは何もみたくなくなり
怒りにそまって無限にエスカレートする非難にもいつかうんざり
「例えば動機が人道的でも」
「出過ぎた言葉は時に人を殺める」
「ペンは剣より強いって言うのは」
「恐ろしいことだって人は忘れる」
「そしたら忘れた報いを受ける」

 

AKIRAみたいに
昭和の最初の五輪みたいに
中止になるかは分からないけど
「こんなに問題が次々に起こって
社会の負の部分をまとめてAKIRAKAにしてしまう」
「そんな事態はそうありません」
「辞退するにしても開催しようとした意味はあったのかもしれません」
令和の中で生きのこってた
息を潜めていたものが
覆いを取られて露わになった
時代は変わる
昭和は二度死ぬ
ああ、でも割り切れることしか教わらない
小学生にはわからない
あまりにも色々なことが起こりすぎた
あの美しい小惑星のことは
星の光に隠されてしまう女たちの悲劇のことは
流れているのは男たちの晩歌
令和もいつか
だけれど
ずっと変わらないものもあるんだ
生まれ続けるものもあるんだ

 

「先生、バスケがしたいです」

 

これから生まれる未来にとっては
文字通り全てが先生なんだ
政治家先生、学者先生、社会を語る動画の先生、
詐欺師の、ヤクザの、犯罪者の、
右翼の、リベラルの、フェミニスト
わたしの中の、あなたの中の
世界のあらゆる先生に
ありとあらゆる制御を越えて
ありとあらゆる正義を越えて
生まれ続けるSENSATION

 

そう今も
コロナを伝える風に混ざって
途切れ途切れに
かすかに聴こえる

 

「先生、バスケがしたいです」

「先生、バスケがしたいです」

「宣誓、わたしは、正々堂々」

 

「ばばばばばばばばばばばば」

(略)

 

先生、バスケが、したいです

 

---------------------------------------------------------------------

動画編集はVSDC動画編集を利用しています http://www.videosoftdev.com/jp

 

動画はzoomのミーティング機能を使って 動画素材をバーチャル背景に設定して作っています。(ミーティングでバーチャル背景を動画に設定するとすごくプロモっぽくなる!動画投稿とかする方はおすすめ!)

 

画像/動画の素材は 以下のサイト様を利用させていただきました。 Pixabay https://pixabay.com/ フリー素材.com https://free-materials.com/ pexels https://www.pexels.com/ 動画素材.com https://www.dsp.co.jp/tocreator/movie/tips-movie/video-footage/ ニコニココモンズ https://commons.nicovideo.jp/ 権利部分は確認の上利用していますが、 画像や動画利用について問題があればご連絡ください。 #東京オリンピック #スラムダンク #日本語ラップ