OverTheControlEP③/まとめ:東京オリンピックが終わった後に残るもの

というわけで、前回までのこの記事とかこの記事で書いたように 今回3曲入りのEPを配信で出しました! 改めて、タイトル曲の動画をどうぞ。 www.youtube.com 歌詞は(動画でも読めるけど)こちらです。 このラップは正直オリンピックを笑い飛ばしているような…

OverTheControllEP②/放火

というわけで、OverTheControllEP2曲目です。 前回記事はこちら↓ pagansynonym.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------- 放火 妖精たちの、存在価値さえ、信じることのできない大人になるくらいな…

OverTheControl EP① /ある子の精霊指定都市

はい、そういうわけで、前回動画で発表した東京オリンピック曲 ですが、 www.youtube.com このたびKeysa/djapon名義で3曲入りのEPとしてリリースさせていただきました! 残りの2曲は二つともdjaponさんの作ったビートにラップ・・ではなくてポエトリーリ…

OverTheControl(問う、狂Olympic~先生バスケがしたいです~)

純粋な驚き。あまりにもトラブルが起こりすぎる、東京オリンピックについての。。。というわけで、オリンピック問題をほぼほぼ網羅するラップを作ることで、何が起きているのかを考えてみました。裏テーマはスラムダンクの台詞ですね(笑) DJ/トラックメー…

ラヴェルの歌曲Sainteをカバーしてみました。

フランスの作曲家、モーリスラヴェルの歌曲「Sainte」(「聖女」と翻訳されることが多い)のカバーしてみました! もともとラヴェルがフランスの詩人マラルメの詩に曲を付けた曲なのですが、歌詞は少し意味を変えた内容で翻案したものにしています。コード進…

菊地成孔さんとADHDのペンギン大学生徒(ブログ筆者)の往復メールの記録

このブログを購読いただいている方も、 あるいはそうではない方も、こんにちは、あるいはこんばんは(SPY FAMILY風) いきなりこのタイトルはびっくりしますね(苦笑) この記事の直接のきっかけは一昨日2/16に投稿したブログ記事と曲の動画にあります。 今…

南極行って頭冷やしてこい/Go to Antarctica !Cool your head!(Lyric Video)

私の在籍している菊地成孔さん主催のペン大BM&Cを代表するトラックメーカーの一人D-TAKさんにビートを提供してもらいHIPHOPの曲を作りました!そしてラップに挑戦してみました! 南極行って頭冷やしてこい (Lyric Video) 音源についてはsoundcloudでも聴け…

感情についてのノート3

アリストテレスの演劇論から見た鬼滅の刃について この記事は前回の続きというか補足です。 pagansynonym.hatenablog.com 前回の能の物語についてもう一度振り返ってみます。 幽霊を浄化する、記憶を昇華し消化し消火する。それは記憶の効果的な解放と再現に…

感情についてのノート2

感情についてのノート2 感情についてまたツイッターに色々書いたので纏めました。 なりゆきでブックガイドみたいな記事になりましたとさ。 感情についてのノート2 1 過去からの声としての感情 2 感情と輪廻転生の観念 3 能と初心と幽霊の観念 1 過去からの…

感情についてのノート1

感情についてのノート1 (ツイッター @sensationsaki に書いた記事の転載) 人は自分の思考の癖を持っています。嗜好の癖も、何かに対する志向のくせも、試行や施行する時の癖も、あと自覚はしてなくても食生活や口内の環境によって歯垢の癖も持ってしまい…

アルバムを作った経緯について

概要 ギターとボーカルのみで録音しました。ただ普通その言葉から連想される音楽の対極を目指したところがあります。ジャンルが分からないわりには聴きやすく、また一聴の価値ありのアルバムになったと思います。是非きいてみてください。 以下は今回のアル…

8か月かけて音楽アルバムを作りました。試聴というか全部聴けます。

今回配信用にサンサシオンというアルバムを作りました。 今まで作ったものの中で最高のものを作れたと感じています。 以下にリンクを貼っています。 是非聴いてみてください! spotyfy、applemusic、amazonmusicなど各種サブスクのサービスで全曲聴けます サ…

note転載44(End) 折り返されて

「魂はみずから生気あらしめている肉体の中よりも、むしろ自分が愛しているものの中に住む、なぜなら魂は肉体の中に生命を有しているのではなく、むしろ肉体に生命を与え、自らが愛しているものの中に生きるからである。」(十字架の聖ヨハネ) 1 秋だ。遠…

note転載43 血統書

ヘモグロビンは酸素を二酸化炭素に変える赤色、葉緑素は光を酸素に変換する緑色、かつて原始的な細胞が真核生物になり、35億年以上昔に、植物細胞と動物細胞に分かれたころから、二つの種族は共生関係にあったのだと本で読んだ。樹木はわたしの遠い祖先が…

note転載42 虚数時間について

宇宙の始まりは無であり、その無の宇宙は量子トンネル効果によって、虚数時間の世界からこの実時間の世界に現象し、無は真空となり、真空はその無秩序性によってエネルギーを持ち、それによって空間そのものを斥力となって押し広げていき、そうすることによ…

note転載41 一粒の砂

わたしは無でできている、その無は世界がわたしの中で裏返しになることで成立している。わたしは裏返しだった。つまりかつてわたしがわたしだと感じていたものの反対側にわたしはいるのだった。 昔は自分を畸形のように考えていた、でも実際には畸形でさえな…

note転載40 ひとのいとなみ

どこにも証人がいなくても、誰からも承認されなくても、わたしをおぼえている人がいなくなっても、このわたしがここにいた事実は消えない、事実は事実なのだから。そういう意味では、人の行いは永遠に消えない、人類が絶滅して、生物が滅びて、地球が滅びて…

note転載39 わたる

わたしは、あなたにわたしをはなしかけることで、わたしというみちを、かざりつけていく、まなざしのむこうで、かんがえながら、くらがりのおくにひいていく、あなたは、はなされてさいている、そこでだまっている、いくつかのわたしを、かぜになってとおり…

note転載38 結婚と結婚という文字について、あとポポイその他について(2018年)

(このエッセイはとある友人の結婚を祝うために書いたものです) XXXさん、ご結婚おめでとうございます! はい――という訳で。今日はですね、この場所をお借りして、結婚について、というか、結婚、という文字について考えてみようと思います。なので、こ…

note転載37 セフィロトの、ときじくの香の、世界樹の

様々な細部に至るまで、まことしやかにカミ宿らせて、宿り木みたいに清らかに、宿るヒタイに秘められて、さかさになった、五月雨みたいにしらしらと、鳴りそめている、樹の子のムスコたちが、樹の葉のムスメたちが、むすびついてはコケムシて、言祝ぐように…

note転載36 しられない、シルフのシイタのシタサキで

いつでもどこでも、シラフのふりして、知らんぷりして、ブラフをかけてしまう、いつでもどこでも、大事なことを、しらべもしないで、しらせもしないで、しらをきってしまう、とってもすなおな、わたしたちの愛は、ミロクのシルクの糸よりも、地獄の天からお…

note転載34 セクレタリーズ・セメタリー

ひとさらひらいた、人さらいたちや、人たらしたちや、人さらしたちが、人さがしたちが、出没するって、そういう噂の、ヒンガシの野に、龍たちの棲む、彼岸へむけてのかぎろひが立っていた。 * * * ひらひらと、薔薇色とスミレ色になってゆれている、日向…

note転載33 歩き巫女

わが子は十余になりぬらん、巫(かんなぎ)してこそ歩(あ)りくなれ、田子の浦に汐(しお)ふむと、いかに海人集ふらん、正しとて、問ひみ問はずみ嬲るらん、いとをしや(梁塵秘抄より) * * * 彼女は人魂の霊力を増幅させる、いにしえからの能力を学ぶ…

note転載32 アナスタシア、あたらしいアタラクシア

すみだ河、にかかっている、言問橋(ことといばし)の、袂にたって、自分の由来をこととい始めていたの。おととい、生まれたばかりのわたしのことをことほいでいた、朝露の球面によじれて、ほころびはじめている、木苺たちの庭園に向かって、したように。 顔…

note転載31 赤坂見附の、ミトコンドリアのお嬢さん

「センモンカ、たちのあいだでは、あまたの異論が、ホウセンカ、みたいに、はじける様子で、入れ子状になって、はじらいながらまどろんでいる、イロンという名の、ヒミツの古城が、情緒不安定気味に、複雑怪奇な旋律を奏でる、そんな呼子笛を吹いている、小…

note転載30 想像の別れ

1 大勢の人たちが、慌ただしそうに歩いていく。その人影に、紛れるみたいにして、僕は、橋本駅に立っている。そこは西口の、JRから、京王線へと続いている、乗り換えのための連絡通路だった。 急ぎ足の人たちでできている、温度や靴音や、構内独特の、かす…

note転載29 楓子ちゃんとトリスタン

「そう、赤いおでこをした楓子(かえでこ)ちゃんだったの、わたし、たくさんの猫たちのスミカになっているというトネリコの木の上で、おどおどと挨拶をする、踊り子ちゃんたちと一緒だったの、わたし、トルコ石とトルマリンでできた、何かヒトを不安にさせ…

note転載28 なまえは、シルカ?

白くて、つややかで、ちみつな鱗片に被われた、きらめける、くちなわの皮膚で、リリフリリ、皮膚、で、できている、シンセイ、シィツの、いりくちにまで、流された、かけらのような、超新星、宙に引く尾は、包帯をする、銀貨みたいな、玉の緒の、――ペンダン…

note転載27 竜たちが見ている

いつまでも、頭上にシリウスをいただいている、知恵の梢のあしさきで、竜たちがうごめいている。 早ヶに、想起するよりあきらかに、わたしは、またたくように逃げようとしてしくじり続けていたの、そうして自分をくじいてしまい、気づいたらわたしは、竜たち…

note転載26 かみさまにささげるしをつくる

ぼくはかみさまにささげるしをつくるよ。しはつりばりみたいなかたちをしてるから、かみさまののどもとにひっかかって、つりあげられるんだ。 でもかみさまなんていないってきみはいうね。かみさまはことばだって。でもことばってなんだろう?いないってなん…