OverTheControlEP③/まとめ:東京オリンピックが終わった後に残るもの
歌詞は(動画でも読めるけど)こちらです。
このラップは正直オリンピックを笑い飛ばしているようなものなので(笑)内容ちゃんと読むとシリアスだけど観た方が面白ければそれでいいや。
オリンピックは一体どうなるんでしょうかね??今このラップを作っていたら、バッハ会長やコーツ副会長の事をネタにせざるをえなかったことでしょうね。それにしてもなんかうやむやに勢いでオリンピック開催しそうでなんか私はなんとなくイヤだなこういうノリはって感じですが(苦笑)とりあえずこの曲で態度表明ができて良かった。そして、そういえばとても重要な事を今まで書いてなかったんだけど、スラムダンク今度映画化されるって知ってた?
スラムダンク映画と共に、スラムダンクやジャンプネタを利用しまくったこの曲にも脚光が!!!なんてなったら楽しいけど、そういう脚光的な妄想をしている時点で楽しいからまあいいや(笑)
そして、この曲も元になった曲があります。いやーこれはですね、ドナルド・トランプの演説に合わせてビートを入れ、しかもドナルドトランプの演説をMIDI変換の技術を使って無理やり音程を付けるような感じに捻じ曲げる、という名曲(迷曲?)となってて、今改めて聴いたけど素晴らしいですね。
まずは聴いてみてください。話はそれからだ!!
いやー最近はさすがにニュースのネタにもされなくなったけど、トランプ時代って色々すごかったね。国会議事堂占拠事件とか衝撃的でしたね。この曲を聴いてると思い出します。全世界がトランプ派とアンチトランプ派で分裂するような勢いでしたね。で、この曲ですが、何が素晴らしいって、別にトランプを肯定も否定もしておらず、ただトランプのなんかお騒がせな感じ、なんかすごい傍若無人な感じ、なんか何をしでかすか分からないような感じ、そういう感じをうまく汲み取って表現するのに成功している所、そこがまず素晴らしい所だと思います。
この曲はなんか夢っぽい感じがするんだけど、それはたぶん夢の中では起きた出来事に対する判断がまともに働いておらず(そして夢を見ている人はそれに気づいてなかったり、もしくは実際には判断力をうしなっているのに判断している)なおかつ何か印象的で奇妙な結びつきを持った運動が起きていることが多いことが原因な気がします。きわめてエネルギッシュでシンプルなトランプの演説のエネルギッシュな威勢の強さと、そしてその内容について賛成も反対も何の判断も下してない感じが、夢っぽさになっている、という事ですね。途中で3連符が自在に混ざるリズムや、浮遊感のあるコードやシンセの音色も夢っぽさを増している気がします。
さて、この記事もそろそろ終わりです。そしてこれがnoteの記事であるからして、よほどのことがない限りこの記事はずっと残り続けることでしょう。なので未来に向けて書くのも良いかもしれません。この記事を読んでいる読者のあなた。あなたの今がいつのことかはわかりませんが、その頃には、あれだけ世界中で話題を振りまいたドナルドトランプと同じように、東京オリンピックはもうニュースにもならなくてっいるかもしれませんね。スラムダンクの映画は公開され、ラップでネタにした鬼滅の刃も、呪術廻戦も、ゴールデンカムイも、進撃の巨人も、アニメは全期終わっているかもしれません。
すべては真夏の蝉の命のごとく儚い。。。しかし、それでもかまわない!だって、その頃にはもちろんこの猖獗を極めているコロナの流行も終わってるだろうし、みんなマスクもせずに好きに人に会ったりライブやクラブや旅行に行ける事でしょうからね。いつかこの記事を読む人が、コロナの流行の事を思い出すのだろうか、とか想像するのは楽しくもあります。
OverTheControlは令和3年のある面を切り取ることができた。そして、人々はあまりオリンピック問題の曲(ラップや歌詞)を作らなかった。誰も作らないなら、思いついてしまった私が作らなければいけないと思いました。そして手を抜いてはいけないと思った。だから作れた時はなんか誇らしい気分になれた。やっぱり、そういうのがあると、楽しいよ。そういうわけで、今後も色々挑戦して作っていこうと思います。
今回出したEP全曲はこちらで聴けます。