菊地成孔さんとADHDのペンギン大学生徒(ブログ筆者)の往復メールの記録

このブログを購読いただいている方も、

あるいはそうではない方も、こんにちは、あるいはこんばんは(SPY FAMILY風)

 

いきなりこのタイトルはびっくりしますね(苦笑)

この記事の直接のきっかけは一昨日2/16に投稿したブログ記事と曲の動画にあります。

今回の記事はこの前回の記事の続編というか顛末みたいな話です。

なので今回の記事を読まれる際は前回の記事を読むと経緯が分かる話になっています。

 

pagansynonym.hatenablog.com

 

曲の動画はこちら↓


南極行って頭冷やしてこい/Go to Antarctica !Cool your head!(Lyric Video) KEYSA and D-TAK

 

 

この記事を書いた後わたしは菊地成孔先生に動画やブログを書いたことについて

事後報告のメールをしました。

先生の希望でその後のメールのやりとりをネット上に公開することにしました。

 

詳細およびメールの記録はこの記事の後の方に出てきます。

が、分かりやすいように先に重要な内容だけかいつまんで書きますね。

 

なぜメールのやりとりを公開する事にしたかというと、

前回のブログ記事を書いた際、私が書いていなかった点を先生が指摘されたからです。

 

それは、ADHDの当事者として、ペン大の授業で生徒として出席していた際に

先生からADHDに対する差別や差別的な言動を感じたかどうか?

という点です。

 

確かにわたしはそれは書いてなかった。書いてなかった理由は単純です。そんなことは考えたこともなかったから。

 

先生のご希望としては、実際にペン大で差別的な扱いを受けたと感じたのかどうか、授業をどう感じていたのかを知りたいし、第三者にもわかるように公開してほしい、という事でした(ちなみに今まで事務的なメールのやりとりを交わしたことはありますが、このような長いメールのやり取りをしたのははじめてです。なので授業をどう感じていたかという話をする機会は今までなかった)。

 

で、これからメールを公開するんですが、結構長いです(苦笑)

なので先にわたしの返信の結論だけ書きます。

 

特に先生から差別的な扱いを受けたと感じたことはなかった。

 

という事です。

 

でもそれ具体的にどういう意味で言ってるの?という話に当然なるかと思います。

それを含めた細かい話は以下の往復メールの記録を読んでいただければと思います。

元々わたしはPCでメール書いてるんですが先生もそうなのかな?

いずれにせよ長文なので、PCかタブレットで読むのをお勧めします。

 

※そのままコピペしたものだと新しい順にメールが載ることになり読みづらいので、時系列順に並べなおしています。

 

※なお、わたしの普段使う個人用のアドレスからペン大のアドレスに送ったので、

わたしの判断で両方のメールアドレスは消しています。この往復メールでの私への意見や確認などはコメント欄になどにどうぞ。

 

本当にあの菊地成孔さんのメールなのこれ?という方は当然居られると思いますが

わたし自身からはメール本文と俺の言葉を信じてくれ!くらいしか言えないので(笑)

先生への確認やご意見をご希望の場合は菊地成孔公式HPのメールアドレスにどうぞ。

 

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 1通目 筆者(Keysa=伊藤佑輔)→菊地(敬称略)

From: ■■■@yahoo.co.jp" <■■■@yahoo.co.jp>
To: ペン大事務局 <■■■@kikuchinaruyoshi.net>
Date: 2021/2/17, Wed 02:27
Subject: ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。Twitterの件に関連して新曲の動画を作った報告です。


 菊地先生

こんにちは。
ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。
お忙しい中恐縮です。いきなりのメールを失礼します。

実は最近あったツイッターでの先生と町山さんの騒動を拝見しまして、
私なりになにかしらの返事をしなくてはいけない気になってしまいました(笑)

前置きとして先に書きますが、twitterやブログ記事から総合的に判断し
私は先生が在日差別やADHD差別はしてないと認識しています。
なので今回の件の心労は心からお察しします。。

で、なぜ返事をしなくては、と思ったのかと言えば、数年前に私が病院でテストを受け
ADHDASDの診断を受けたからです。(あと診断を受けていた時期に潰瘍性大腸炎を発症しその後寛解し現在にいたります)

Twitterかブログの菊地先生の発言の中で、ペン大にはADHDの生徒もいる、というのがあったのですが、
私はその生徒に該当してしまったということになります。

私は自分がADHDだとは伝えてませんでしたがそういうことになるなと。(とはいえ先生はわりと高い確率で授業中このコミュ障っぽい生徒はADHDでは?と感じたのではと思っているのですが・・・)

つまり私は当事者になってしまうので、自分なりに何かしら応答する必要があるように感じたのでした。
(例えば仮に「いやペン大にADHDの生徒がいるなんて嘘でしょ」という方がいるとしても、私の存在自体がADHDの生徒がいることの証明になるので)

そこで数日考えていたら・・・ある日唐突にラップができました!

そしてBM&C在籍の高橋さんにビートを提供していただき
高橋さんのビートがヤバイのでラップしやすい!という幸運のもと曲を作り、リリックビデオを作成しました。
https://youtu.be/lWAl5jAjHH8


経緯は詳しくブログに記載してあるので、よろしければお手すきの時にご笑覧ください。
https://pagansynonym.hatenablog.com/entry/2021/02/16/222215

ADHD云々はさておき、私はかなりコミュ障っぽい所があるという自覚が昔からあります。
正直動画やブログの公開前に報告するかどうかかなり迷ったのですが、それはそれで負担になるのでは、という気がしたので
事後報告という事にさせていただきました。
ブログも動画もですがこの件で人々に余計な燃料投下をしてないような配慮をしているつもりではあります。

ただ、問題があれば取り下げたり修正したりしたいと思うので、そのような事がもしあれば
遠慮なく仰っていただければと思います。


わたしはまともにラップをするのは初めてです。
ただ昔からずっとラップをしたいと思っており、今回の騒動のおかげでリリックを唐突に思いついて人生初のラップができたので、
何か申し訳ない気持ち(苦笑)と強い感謝の両方が複雑に混ざったものを感じています。

一聴してすぐわかるかと思いますが、DTchainsawの池田さんのラップと、
JAZZ DOMMUNISTERSのラップの影響が強いラップになっている気がしています。
以前JAZZ DOMMUNISTERSトラック提出の時にペンデレツキやクセナキスのサンプリングを入れたものを提出してしまい
ご不快をかけてしまったことへのお詫びではないですが(苦笑)あの時に集中的にJAZZ DOMMUNISTERSを聴かなければこのラップはなかったか
もしくは全然別のものになっていたのではという気がします。

今回の騒動は非常にストレスの溜まるものとお察ししますが、この動画が少しでも気晴らしになれば幸いです。
コロナの続く世の中ですが、どうぞご自愛くださいませ。

いつになるか不明ですが次回の授業を楽しみにしております。

伊藤 佑輔

 

 

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 2通目 菊地→筆者

 ----- Original Message -----
 From: ペン大 <■■■@kikuchinaruyoshi.net>

To: "■■■@yahoo.co.jp" <■■■@yahoo.co.jp>
 Cc:
Date: 2021/2/17, Wed 05:06
Subject: Re: ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。Twitterの件に関連して新曲の動画を作った報告です。

 伊藤くん菊地です。

 長い受講歴を持つ伊藤君がADHDなんて知らなかったし、思いもよらなかったよ笑。僕が「生徒にいる」としたのは現在のペン大ではなく、過去のペン大と、現在の美学校だ。ってか、程度の差を取っ払ってしまえば、毎年どっちにもいる笑。

 だから、前述のどちらも、少なくとも伊藤君よりは特徴が強かったし、生徒同士の才能を比べたらいけないけど、伊藤の方が遥かに才能がある。ストレートにいうけど、君の作品は凄い(今回のラップは、何せ初トライだから、いつもの作品に比べると、危なっかしさがあるけど笑)。恐らく、クラスの仲間もそう思ってるんじゃないかな(あのクラス全員凄いけどね笑)。伊藤君みたいに才能溢れる音楽家が生徒でいてくれることを誇りに思うよ。

 今回、カムアウトを引き出してしまい、若干心配してるけど、少なくとも僕と、クラスメートはみんな、伊藤君がADHAであろうと何であろうと、そもそも気にもしないし笑、これからも気にしないよ。

 いうまでも無いけど、僕はADHDであろうと統合失調症だろうと、双極性障害だろうと(これらの「精神病」にカテゴライズされる病を罹患している生徒は、過去の生徒だけど)全く差別意識はないし、ペン大では他の生徒と変わらず普通に接していた。ペン大の歴史はもう30年近くになるけど、精神病者でこちらから退学勧告を出した生徒は1人しかいない、その生徒だって4年いて、最初からの病症がどんどん悪化して、授業中に奇声を上げながら歩き回るようになったんで笑、丁寧にメールを書いて、精神科医の紹介もして、退学してもらった。その人だけだ。

 なんていうのかな、応援ありがとう、かな?笑。生徒に気を遣わせてしまって、先生としてお恥ずかしい限りです笑。内容に問題がある筈ない、だから修正も取り下げも一切しなくて良い。むしろ、この件の副産物として、君が新しい作品を生み出してくれて嬉しい。ラップはあっという間に上手くなるだろうし、ビートメーカーには事欠かないからな笑。次の作品を気長に待つよ笑。

 ただ、今回ね、恐らく多くのギャラリーが気にしているのは、「ADHDたる伊藤くんが、長い受講の中で、僕に差別的な扱いを受けてきたかどうか?」だと思うよ。

 僕の生徒である。というリアルな当事者からのレポートなのに、伊藤君のnoteでは、僕が差別意識を持ってない根拠を、全て僕のブロマガでの発言に依拠している。

 君はリアルな当事者なので、「ADHDたる(知らなかったけどさ笑)生徒として、差別的な扱いを受けたと思うかどうか?」を添えた方が良い。「ああそうか!そんなもん自分の中で前提なので、わざわざ書かなかった!」って今、思ってるでしょ?笑

 別に「菊地先生は素晴らしい人です」とかさ笑、そんな信者みたいのをくれと言ってるわけじゃないよ笑、生徒に僕の信者なんかいない笑、ただ、授業で差別的な扱いを感じたかどうか、それが書いてあれば、その方が一撃で僕や、クラスのみんなに差別意識なんかがないことが強く伝わる。

 それにね、悪い奴はいるもんで笑、僕の発言の孫引きだけだと、猜疑心の深い奴が「彼は授業では差別的に扱われているのに、それが書けないから、菊池の発言の引用だけで固めたんだ」とか何とかさ笑、言い出しかねないでしょう?まあ、こんな狡猾な判断を、伊藤君にして欲しいとも思わないけどね笑。

 その点だけです。もし良かったら返事を貰えるだろうか?伊藤君が僕から受けた授業をどう感じているか僕も知りたいし笑、そして、返事の内容に関わらず、その往復(この、エールと、伊藤君からのレス)を、公開してほしい、ほしい理由は、ここまで書いた通りだ。

 じゃあね、何つうかその笑、君はいつでも人に楽しさを与えるね笑。コロナでずっと授業が潰れてんじゃん?だから久しぶりで作品が聞けて嬉しかった。

 

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 3通目 筆者→菊地

----- Original Message -----
From: ■■■@yahoo.co.jp" <■■■@yahoo.co.jp>
To: ペン大 <■■■@kikuchinaruyoshi.net>
Date: 2021/2/18, Thu 02:36
Subject: Re: ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。Twitterの件に関連して新曲の動画を作った報告です。 

 

菊地先生 


まずは素早いお返事をありがとうございます!

まずはエールを本当にありがとうございます。
これはこちらこそ嬉しかったです!

動画にしてブログにしても、あれだけツイッターで騒がれたことについて
書いているのでどう感じるか心配があったので安心しました。

今書いてるこのメール含めて、メールのやりとりの内容を公開するのは私は特に問題ないですよ。
はてなブログとnoteの両方(コピペしてるだけなので同じ内容)を現在利用しているので、
両方に「菊地成孔さんとADHDのペン大生徒の往復メールの記録」とか書く感じで、
twitterもやってるのでtwitterにリンクを貼る感じでどうでしょうか?
「先生」だと権威主義的な感じをもしかしたら人に与えてしまうかもしれないので。
もっともこれまでもこの後も先生と書いてますし授業でもそう呼んでいますが・・

・・・と書いたんですが、読み返すと、わたしのこの返信までをそのまま公開してほしい、
というこれは依頼ですね。。そうか。。いやそういう事だなこれは。。。

・・・了解しました。ありがとうございます。信頼していただいたと考えますね。
とりあえず公開前提で書きます。
問題の性質上具体的に書くので申し訳ないですが長いです。

そして問題なければ18日の19時に公開します。
このメールに何か問題があったり、後で気が変わったりしたら
「待って!ちょっとタンマ!やっぱさっきのなし!」
みたいな感じでメールをいただければ(笑)と思います。

内容に入りますね。

> ただ、今回ね、恐らく多くのギャラリーが気にしているのは、「ADHDたる伊藤くんが、長い受講の中で、僕に差別的な扱いを受けてきたかどうか?」だと思うよ。
>  僕の生徒である。というリアルな当事者からのレポートなのに、伊藤君のnoteでは、僕が差別意識を持ってない根拠を、全て僕のブロマガでの発言に依拠している。
>
>  君はリアルな当事者なので、「ADHDたる(知らなかったけどさ笑)生徒として、差別的な扱いを受けたと思うかどうか?」を添えた方が良い。「ああそうか!そんなもん自分の中で前提なので、わざわざ書かなかった!」って今、思ってるでしょ?笑


→言われてみればそれは確かにそうですね(苦笑)

確かにまず大前提として、先生から差別的な扱いを受けたと感じたことはないです。

ただ、仮に何か差別的な扱いを受けていたとしても、
①ペン大で私がADHDだと公言していなかった
②このメールでも先生が私をADHDだと感じていなかったことが分かった

ので授業で先生がADHDに対して差別的ではなかった、と断言するのは論理的に難しい気がします。

しかし、前提に戻りますが、授業中に私から出ていた気がするADHDっぽさの部分について先生がそこを気にされることはなかったと思います。

ADHDっぽいというのは具体的には、

①ひとりだけ落ち着きのない無駄な体の動き(ただしこれは曲にたいするノリの良さとして現れることが私は多い)
②極端なそそっかしさ(具体的にはこの前の授業時間の変更を忘れるとか、わりと授業に遅れてくるとか、他に動画で書いた自転車無くしてそれと別のタイミングで手帳落としてて気づかなかった件。ちなみに
他に社員証とか外国で財布とか外国で眼鏡失くした後にパスポート失くすとかギター失くす(2回)とか振り返るとレベル高いのを色々失くしてますが笑)
③感情というか衝動性むき出しっぽい曲の提出
④わりと高い確率で提出課題とずれた曲を提出してしまうこと

などの部分についてです。
(仮にADHDの人じゃなくても、面倒に感じたり引いたりする部分はあると思います。ただ私はADHDと診断されてから、生き方を根本的に変えた部分があり、それでその前より付き合いやすい人にはなっていると思いますが)


ただ少なくとも私は先生が私を差別ないし軽蔑をされる感じは受けませんでした。


また先生には何かヤバイ生徒やイレギュラーな事態にも寛容に対応する度量の広さはあると前から感じています。
これなら具体的にいくつか言えるので書きますね。

例えば

①BM&Cで最初に曲を提出した時に、音圧の異常な大きさに関わらず、他の生徒さんもわりと引いていた気がする(実際どうなのかは不明)
にも関わらず、どちらかというとそこよりもアンサンブルの複雑さやメロディーの単純さなどの楽曲の構造面を評価していただいたこと。

②(これはほぼ社会人の生徒ばかりという原因もありますが)生徒の遅刻や発言について寛容(今回の私のラップに対してもですが)

③ほかの生徒さんの曲も含め、提出した曲については、それがどんな曲であっても、全部ちゃんとコメントしており、批判的な事を言う場合でも、
建設的な批判であると感じられる事(こうしたら面白いのでは、とか、好みの問題もあるから自分が感じたことだけど、という前置きをされるなど)

④後、覚えてないかもしれませんが、私はモード理論の授業の途中から編入しましたが、お願いしたら一時的にモード理論の最初の方の授業も同時に受けられたこと。

⑤私が前に曲を提出した時に、狂気の話になって、育ての親が統合失調症だった話をされて、
うろ覚えですがそこからいわゆる普通の会社員よりも社会不適合な人へのシンパシーみたいな話をされていたとこと

など、融通利く部分は多いなと思っていました。

また、前に他の生徒さんが提出曲を出す時に、書面で深刻な病気だったことを告白された際に
「これ他の生徒さんに公表して良いの?」
と書面を読み上げる前に直接確認されていたりするなど、
人が「あんまり触れられたくないかもしれないこと」について
配慮はされているなというイメージですね。

少なくとも生徒を大切にしている印象は前からあります。

差別関係の話と授業の関わりについてはこんな感じで、
わたしの証言とさせてください。


>そんな信者みたいのをくれと言ってるわけじゃないよ笑

どうなんでしょうね。あんまり信者感出てないと良いんですが。。
もっとも動画見れば例えばわたしがトランプ不支持だっていうことは誰の目にもわかると思います。

・・・とはいえ動画で、「マジモンの変態、N/K」とか、
読みようによっては生徒にあるまじき暴言を書いてしまい(笑)
あれは申し訳ありませんでした。あれは信者って感じだと難しい発言ではないかと。

変態というのは誉め言葉のつもりなのですが
言葉が言葉だけに悪く思われたらイヤだなとか思って、少し迷いました。
白状しますが天才とペン大で韻を踏む言葉で文脈で意味が通る言葉が見つからずやむなくああなりました。
笑って許していただければと思います(苦笑)

余談ですが自分の中で変態ミュージシャンというとローランドカークが思い浮かびます。
(いや一度に楽器を複数吹いている様子が変態っぽいからなのですが、ただし、
単に盲目だからどう見えるかにあまりこだわらないだけな気がします。音楽性は変態的な感じを受けない)
あ、そういえば音楽性でいえばエリックドルフィーは変態的だなと思います。
この男の演奏は変態としかいいようながない、すげえと(笑)

>  今回、カムアウトを引き出してしまい、若干心配してるけど、少なくとも僕と、クラスメートはみんな、伊藤君がADHAであろうと何であろうと、そもそも気にもしないし笑、これからも気にしないよ。


カムアウトについて気にかけてくださってありがとうございます。
何年か前にネットですでにカムアウトはしているので、そこはご安心ください。
特にわたしをADHDと思ってなかったんですね(笑)
わたしは「あなたADHDでしょ」と言われたりすることが以前からあるので
そういう不安めいたものは持っていました。

動画を他の生徒さんたちにも見てもらったのですが、
ADHD云々ではなく単純に曲がウケてたので嬉しかったです!
そういう感じなので、BM&Cで差別的だと感じたことはないですね。

>  だから、前述のどちらも、少なくとも伊藤君よりは特徴が強かったし、
生徒同士の才能を比べたらいけないけど、伊藤の方が遥かに才能がある。

これはすごい有難いです!

ただ、うう、同時にすごい心苦しい事ですが・・・どうしても申し上げなくてはいけないのは、
(公開した時に文意を無視して切り取らて突っ込まれそうな危険性がなくもないので)
美学校や過去に在籍したADHDの他の生徒さんと比べるのは、これは、
実際に認めているからこそそれを強調するためにそう書いてくださったんだと思いますが、
いけないというよりフェアではないと思うんです。

調べたら現在の美学校は楽理科の基礎科と中等科しかないようなので
今大学院BM&Cの私には数年間のアドバンテージがあるからなんです。

またご存知の通り10年くらいで作曲のソフトや機材って劇的に良くなっているので、
過去に在籍したADHDの生徒さんにしても
わたしより凄い曲を作る(もしくは知らないとこで作ってる)可能性当然あると思うんですよ!

いや、これは全然卑屈になっているわけではなくて、
BM&Cになってから初めてまともに作曲したとか、はじめてPCで曲作った、という人々が
これはまず私には作れないしやばいなこれ、みたいな曲を作っているのはまぎれもない事実なので。

経緯は色々あったにしても、
私は30過ぎて自分がラップがいきなりできるようになると思っていませんでした。
しかもこのtwitter騒動の件がきっかけという笑

正直ADHDで音楽作っててペン大生って私と属性かぶりすぎてシンパシーを感じます。



>伊藤君みたいに才能溢れる音楽家が生徒でいてくれることを誇りに思うよ。


その言葉自体を誇りにさせていただきますね。


>伊藤君が僕から受けた授業をどう感じているか僕も知りたいし笑

とても感謝の念が強いですね!

具体的には大学院までの授業(私はモードの授業から編入したのでその前は不明ですが)は先生のトークが多いので
ラジオ番組聴いてる感凄いなという(笑)感じでした。
ポリリズムの授業は打楽器使うを特殊な授業でしたが。
BM&Cを別にすればやはりモードの授業とスティーリーダンの授業が面白かったし
提出した楽曲から分かる通り、あのあたりの授業が一番勉強になりました。

BM&Cになってからはラジオ番組から参加型のTV番組みたいになった感が強かったですよ。
(ZOOMで授業やってる時に「この授業面白いからもう配信して良いんじゃないの」と言っている生徒さんがいましたが
確かに授業の様子が分かるのもあるし、私もそれはアリではとも思います。オンライン授業再開するのは独特の大変さはあると思いますが・・・)

他の生徒さんが実際に凄いやクオリティ高い曲を提出してくる人々ばかりなので、
特に最初は劣等感を覚えることが多かったですが、
最近は他の生徒さんたちと仲良くなり、今回もそうですが共作したり、情報交換やスキルを参考にできるので
入れて本当に良かったと思っています(何か専門学校生の学校紹介のインタビューみたいだなこれ苦笑)。


共作といえば前回リンク送った動画ですが、実は同時に高橋さんの方で別のよりhiphop感の強いmixを作っており
その別mixiの動画も作りました!
今日はもう時間が遅いので、このメールを一応公開予定の18日の19時以降に動画の投稿をする予定ですが、
動画のリンクはできてるので、よければこちらも視聴いただければと思います。

https://youtu.be/MOgTI2z7_Lo


本人にも伝えましたが、HIPHOPのトラックとしては高橋さんのmixの方が上だと思っています。

ラップにしても歌にしても作曲にしても課題は色々ありますが、

今後ともよろしくお願いします!


※追記

書いてたら思ったより長くなって申し訳ないです。

この追記も含め、返信なければ公開しますが、わたし個人は本当にどちらでも問題ないのでそこは安心なさってくださいね。
公開する場合は最初にわたしが送ったメールから公開します。


「確かにまず大前提として、先生から差別的な扱いを受けたと感じたことはないです」


このあたりは大事なところだと思うので、

公開する場合は、公開したことを報告するブログの最初にその部分を簡潔に書こうと思っています。
メール長いので読みずらい、という方もいると思うので。

それでは
少しでもこのメールがネット上の悲しみや怒りを浄化することにつながりますように。

 

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 4通目 菊地→筆者

From: ペン大 <■■■i@kikuchinaruyoshi.net>
To: "■■■i@yahoo.co.jp" <■■■i@yahoo.co.jp>
Date: 2021/2/18, Thu 03:08
Subject: Re: ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。Twitterの件に関連して新曲の動画を作った報告です。 

 

 

伊藤くん

 
 まず「変態」は気にしないでくれ笑、変態と言われて100%ノーと言える自信がない笑。また、伊藤くんがアンチトランプである事は僕のトランプ支持と何のコンフリクトもない。というか、世の中ほとんどがトランプ不支持、というより「図式的で狂信的なトランピーを殺したいと思っている」ぐらいの感じなので、それはそれで音楽とは別問題だ。
 
 

2021/02/18 2:36



菊地先生 


まずは素早いお返事をありがとうございます!

まずはエールを本当にありがとうございます。
これはこちらこそ嬉しかったです!

動画にしてブログにしても、あれだけツイッターで騒がれたことについて
書いているのでどう感じるか心配があったので安心しました。

今書いてるこのメール含めて、メールのやりとりの内容を公開するのは私は特に問題ないですよ。
はてなブログとnoteの両方(コピペしてるだけなので同じ内容)を現在利用しているので、
両方に「菊地成孔さんとADHDのペン大生徒の往復メールの記録」とか書く感じで、
twitterもやってるのでtwitterにリンクを貼る感じでどうでしょうか?
「先生」だと権威主義的な感じをもしかしたら人に与えてしまうかもしれないので。
もっともこれまでもこの後も先生と書いてますし授業でもそう呼んでいますが・・

・・・と書いたんですが、読み返すと、わたしのこの返信までをそのまま公開してほしい、
というこれは依頼ですね。。そうか。。いやそういう事だなこれは。。。

・・・了解しました。ありがとうございます。信頼していただいたと考えますね。
とりあえず公開前提で書きます。
問題の性質上具体的に書くので申し訳ないですが長いです。

そして問題なければ18日の19時に公開します。
このメールに何か問題があったり、後で気が変わったりしたら
「待って!ちょっとタンマ!やっぱさっきのなし!」
みたいな感じでメールをいただければ(笑)と思います。

 
 全て了解です。
 

内容に入りますね。

ただ、今回ね、恐らく多くのギャラリーが気にしているのは、「ADHDたる伊藤くんが、長い受講の中で、僕に差別的な扱いを受けてきたかどうか?」だと思うよ。
 僕の生徒である。というリアルな当事者からのレポートなのに、伊藤君のnoteでは、僕が差別意識を持ってない根拠を、全て僕のブロマガでの発言に依拠している。

 君はリアルな当事者なので、「ADHDたる(知らなかったけどさ笑)生徒として、差別的な扱いを受けたと思うかどうか?」を添えた方が良い。「ああそうか!そんなもん自分の中で前提なので、わざわざ書かなかった!」って今、思ってるでしょ?笑


→言われてみればそれは確かにそうですね(苦笑)

確かにまず大前提として、先生から差別的な扱いを受けたと感じたことはないです。

ただ、仮に何か差別的な扱いを受けていたとしても、
①ペン大で私がADHDだと公言していなかった
②このメールでも先生が私をADHDだと感じていなかったことが分かった

ので授業で先生がADHDに対して差別的ではなかった、と断言するのは論理的に難しい気がします。
 
 ロジカルに言えばその通りだね笑、しかし、カムアウトしたり、診断書を持ってきた生徒にも差別はしてないよ。というか、差別の仕方がわからない笑。どうやってやんの?
 


しかし、前提に戻りますが、授業中に私から出ていた気がするADHDっぽさの部分について先生がそこを気にされることはなかったと思います。

ADHDっぽいというのは具体的には、

①ひとりだけ落ち着きのない無駄な体の動き(ただしこれは曲にたいするノリの良さとして現れることが私は多い)
②極端なそそっかしさ(具体的にはこの前の授業時間の変更を忘れるとか、わりと授業に遅れてくるとか、他に動画で書いた自転車無くしてそれと別のタイミングで手帳落としてて気づかなかった件。ちなみに
他に社員証とか外国で財布とか外国で眼鏡失くした後にパスポート失くすとかギター失くす(2回)とか振り返るとレベル高いのを色々失くしてますが笑)
③感情というか衝動性むき出しっぽい曲の提出
④わりと高い確率で提出課題とずれた曲を提出してしまうこと

などの部分についてです。
(仮にADHDの人じゃなくても、面倒に感じたり引いたりする部分はあると思います。ただ私はADHDと診断されてから、生き方を根本的に変えた部分があり、それでその前より付き合いやすい人にはなっていると思いますが)
 
 うん。伊藤くんの社会性が、矯正後のものだという感じはしていたよ。ただ、何からの矯正だったかは、聞きもしないし、推測もしなかった。歯とおんなじだ、矯正が悪いわけはないし、天然が悪いわけがない。どっちだって同じだ。



ただ少なくとも私は先生が私を差別ないし軽蔑をされる感じは受けませんでした。


また先生には何かヤバイ生徒やイレギュラーな事態にも寛容に対応する度量の広さはあると前から感じています。
これなら具体的にいくつか言えるので書きますね。

例えば

①BM&Cで最初に曲を提出した時に、音圧の異常な大きさに関わらず、他の生徒さんもわりと引いていた気がする(実際どうなのかは不明)
にも関わらず、どちらかというとそこよりもアンサンブルの複雑さやメロディーの単純さなどの楽曲の構造面を評価していただいたこと。

②(これはほぼ社会人の生徒ばかりという原因もありますが)生徒の遅刻や発言について寛容(今回の私のラップに対してもですが)

③ほかの生徒さんの曲も含め、提出した曲については、それがどんな曲であっても、全部ちゃんとコメントしており、批判的な事を言う場合でも、
建設的な批判であると感じられる事(こうしたら面白いのでは、とか、好みの問題もあるから自分が感じたことだけど、という前置きをされるなど)

④後、覚えてないかもしれませんが、私はモード理論の授業の途中から編入しましたが、お願いしたら一時的にモード理論の最初の方の授業も同時に受けられたこと。

⑤私が前に曲を提出した時に、狂気の話になって、育ての親が統合失調症だった話をされて、
うろ覚えですがそこからいわゆる普通の会社員よりも社会不適合な人へのシンパシーみたいな話をされていたとこと

など、融通利く部分は多いなと思っていました。
 
 融通きかせているわけではないが笑、1〜5まで、教師としてゴクゴク普通のことだと思うよ。みんな素晴らしい音楽家だからね。
 


また、前に他の生徒さんが提出曲を出す時に、書面で深刻な病気だったことを告白された際に
「これ他の生徒さんに公表して良いの?」
と書面を読み上げる前に直接確認されていたりするなど、
人が「あんまり触れられたくないかもしれないこと」について
配慮はされているなというイメージですね。

少なくとも生徒を大切にしている印象は前からあります。

差別関係の話と授業の関わりについてはこんな感じで、
わたしの証言とさせてください。
 
 了解です。
 



そんな信者みたいのをくれと言ってるわけじゃないよ笑

どうなんでしょうね。あんまり信者感出てないと良いんですが。。
もっとも動画見れば例えばわたしがトランプ不支持だっていうことは誰の目にもわかると思います。
 
 違うよ笑、「信者みたいな賞賛をくれといっているわけではない。普通に授業を受けている感想を聞きたい」という意味だよ。つまり、現状で大いに結構だ。
 


・・・とはいえ動画で、「マジモンの変態、N/K」とか、
読みようによっては生徒にあるまじき暴言を書いてしまい(笑)
あれは申し訳ありませんでした。あれは信者って感じだと難しい発言ではないかと。

変態というのは誉め言葉のつもりなのですが
言葉が言葉だけに悪く思われたらイヤだなとか思って、少し迷いました。
白状しますが天才とペン大で韻を踏む言葉で文脈で意味が通る言葉が見つからずやむなくああなりました。
笑って許していただければと思います(苦笑)
 
 これは冒頭に書いた笑。
 


余談ですが自分の中で変態ミュージシャンというとローランドカークが思い浮かびます。
(いや一度に楽器を複数吹いている様子が変態っぽいからなのですが、ただし、
単に盲目だからどう見えるかにあまりこだわらないだけな気がします。音楽性は変態的な感じを受けない)
あ、そういえば音楽性でいえばエリックドルフィーは変態的だなと思います。
この男の演奏は変態としかいいようながない、すげえと(笑)
 
 
 そうね笑。
 
 

 今回、カムアウトを引き出してしまい、若干心配してるけど、少なくとも僕と、クラスメートはみんな、伊藤君がADHAであろうと何であろうと、そもそも気にもしないし笑、これからも気にしないよ。


カムアウトについて気にかけてくださってありがとうございます。
何年か前にネットですでにカムアウトはしているので、そこはご安心ください。
 
 わかった。
 

特にわたしをADHDと思ってなかったんですね(笑)
わたしは「あなたADHDでしょ」と言われたりすることが以前からあるので
そういう不安めいたものは持っていました。
 
 さっき書いた通り、伊藤くんの生徒としての社会性と作品から、それが「矯正した上でできたものだ」とは思っていた。だとしてら尚更、「君、元ADHDでしょ」なんていう必要ないし笑、これまた前述の通り、矯正のきっかけが何であるかは多岐にわたるから、そもそも詰めて推測したりはしない。
 


動画を他の生徒さんたちにも見てもらったのですが、
ADHD云々ではなく単純に曲がウケてたので嬉しかったです!
そういう感じなので、BM&Cで差別的だと感じたことはないですね。
 
 まあ、それは授業見てれば当然だね笑。
 


 だから、前述のどちらも、少なくとも伊藤君よりは特徴が強かったし、
生徒同士の才能を比べたらいけないけど、伊藤の方が遥かに才能がある。

これはすごい有難いです!

ただ、うう、同時にすごい心苦しい事ですが・・・どうしても申し上げなくてはいけないのは、
(公開した時に文意を無視して切り取らて突っ込まれそうな危険性がなくもないので)
美学校や過去に在籍したADHDの他の生徒さんと比べるのは、これは、
実際に認めているからこそそれを強調するためにそう書いてくださったんだと思いますが、
いけないというよりフェアではないと思うんです。
 
 彼らは「矯正後」ではなく、「今、そうだし、矯正してない」事がわかった、ので、より厳密に書けば「伊藤くんがADHDだとする。それはそうだとしても、矯正後感はあったし、矯正したとしてもADHD出なくなったわけではない。その上で、カムアウトしている人々もADHDである事は同様だ。彼らと比べても、伊藤くんの特徴は彼らより弱い。俺には「社会性に矯正後感がある。と思った程度に」と言ったのです。
 


調べたら現在の美学校は楽理科の基礎科と中等科しかないようなので
今大学院BM&Cの私には数年間のアドバンテージがあるからなんです。
 
 いやいや美学校からの編入組もたくさんいる。伊藤くんが知らないだけで。だからアドバンテージはない。


またご存知の通り10年くらいで作曲のソフトや機材って劇的に良くなっているので、
過去に在籍したADHDの生徒さんにしても
わたしより凄い曲を作る(もしくは知らないとこで作ってる)可能性当然あると思うんですよ!
 
 可能性はね。ただ可能性を論じているのではなくて、実体験を報告しているに過ぎない。
 


いや、これは全然卑屈になっているわけではなくて、
BM&Cになってから初めてまともに作曲したとか、はじめてPCで曲作った、という人々が
これはまず私には作れないしやばいなこれ、みたいな曲を作っているのはまぎれもない事実なので。
 
 みんながそう思っていると思うよ。
 


経緯は色々あったにしても、
私は30過ぎて自分がラップがいきなりできるようになると思っていませんでした。
しかもこのtwitter騒動の件がきっかけという笑

正直ADHDで音楽作っててペン大生って私と属性かぶりすぎてシンパシーを感じます。
 
 それはそれで良いんじゃない。
 




伊藤君みたいに才能溢れる音楽家が生徒でいてくれることを誇りに思うよ。


その言葉自体を誇りにさせていただきますね。
 
 君だけじゃない。今のB&Mクラスの全員に誇りを感じているよ。
 



伊藤君が僕から受けた授業をどう感じているか僕も知りたいし笑

とても感謝の念が強いですね!

具体的には大学院までの授業(私はモードの授業から編入したのでその前は不明ですが)は先生のトークが多いので
ラジオ番組聴いてる感凄いなという(笑)感じでした。
ポリリズムの授業は打楽器使うを特殊な授業でしたが。
BM&Cを別にすればやはりモードの授業とスティーリーダンの授業が面白かったし
提出した楽曲から分かる通り、あのあたりの授業が一番勉強になりました。

BM&Cになってからはラジオ番組から参加型のTV番組みたいになった感が強かったですよ。
(ZOOMで授業やってる時に「この授業面白いからもう配信して良いんじゃないの」と言っている生徒さんがいましたが
確かに授業の様子が分かるのもあるし、私もそれはアリではとも思います。オンライン授業再開するのは独特の大変さはあると思いますが・・・)
 
 おお、非常に参考になるね。
 


他の生徒さんが実際に凄いやクオリティ高い曲を提出してくる人々ばかりなので、
特に最初は劣等感を覚えることが多かったですが、
最近は他の生徒さんたちと仲良くなり、今回もそうですが共作したり、情報交換やスキルを参考にできるので
入れて本当に良かったと思っています(何か専門学校生の学校紹介のインタビューみたいだなこれ苦笑)。
 
 確かに笑。でも事実なんだからしょうがない笑。
 



共作といえば前回リンク送った動画ですが、実は同時に高橋さんの方で別のよりhiphop感の強いmixを作っており
その別mixiの動画も作りました!
今日はもう時間が遅いので、このメールを一応公開予定の18日の19時以降に動画の投稿をする予定ですが、
動画のリンクはできてるので、よければこちらも視聴いただければと思います。

https://youtu.be/MOgTI2z7_Lo
 
 了解です。高橋くんも天才的だからね。
 
 
 


本人にも伝えましたが、HIPHOPのトラックとしては高橋さんのmixの方が上だと思っています。

ラップにしても歌にしても作曲にしても課題は色々ありますが、

今後ともよろしくお願いします!
 
 
 こちらこそ。
 
 



※追記

書いてたら思ったより長くなって申し訳ないです。

この追記も含め、返信なければ公開しますが、わたし個人は本当にどちらでも問題ないのでそこは安心なさってくださいね。
公開する場合は最初にわたしが送ったメールから公開します。


「確かにまず大前提として、先生から差別的な扱いを受けたと感じたことはないです」


このあたりは大事なところだと思うので、

公開する場合は、公開したことを報告するブログの最初にその部分を簡潔に書こうと思っています。
メール長いので読みずらい、という方もいると思うので。

それでは
少しでもこのメールがネット上の悲しみや怒りを浄化することにつながりますように。

 
 怒りや悲しみを浄化するのは音楽をやる者の使命だ。メールも重要だけれども、伊藤くんの音楽がそれを成し遂げると思う。アップはどの範囲でもどんな方法でも良いです。
 

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 5通目 筆者→菊地

----- Original Message -----
From: "■■■@yahoo.co.jp" <■■■@yahoo.co.jp>
To: ペン大 <■■■@kikuchinaruyoshi.net>
Date: 2021/2/18, Thu 06:09
Subject: Re: ペン大BM&C在籍の伊藤佑輔です。Twitterの件に関連して新曲の動画を作った報告です。

 

菊地先生
 
公開の件も変態の件も(笑)了解しました!
 
伊藤くんがアンチトランプである事は僕のトランプ支持と何のコンフリクトもない。
 
→ありがとうございます。了解しました。わたしも自分がトランプ不支持であることと先生のトランプ支持の間で特に葛藤めいたものはないです。
トランプが7000万票以上得票した以上、支持の経緯ってかなり色々あって、また狂信的なトランピーの方がそうなった経緯も色々あるんだろうと思っています。
 
美学校の生徒さんの件でわたしの方でうまく伝えられてなかった点があるのでそこだけ書きます。
分かりづらくて申し訳なかったです。
「僕が「生徒にいる」としたのは現在のペン大ではなく、過去のペン大と、現在の美学校だ」
ということだったので、今現在の美学校の生徒ということは初等科と中等科らしいので、
①今美学校にいるADHDの方は初等科か中等科で
数年したら自分と同じようにBM&Cに来るかも
③そしたら凄い曲作るかも
みたいな話です。
 
ただ、私は美学校→ペン大に編入する仕組みは知っていましたが、
詳しい話は知らないし、その生徒さんの事を知らないので、この推論も何か前提などに事実誤認があるのかもしれません。
 
とりあえず公開したらまた報告の連絡をしますね。

 

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メールの記録は以上です。公開した2/18の19時時点までにやりとりされたメールはこれで全部です。ここまで読まれた方、感想はいろいろあると思いますがお疲れ様でした。

 

最後に、この往復メール3通目に出てきたトラックメーカーのD-TAK(高橋さん)によるよりHIPHOP色の強い別MIXは動画はこちらです。カッコいいから聴いて!!

JAZZDOMMUNEでペン大生として何度か楽曲を紹介されているので菊地成孔ファンの方々にはご存知の方も多いかも!


南極行って頭冷やしてこい(Go to Antarctica !Cool your head!)D-TAK Heavy Mix Ver/ Keysa & D-TAK

 

楽曲はsoundcloudでダウンロード可能です!(画面右上の下向きの↓を押す)

soundcloud.com

 

いや~高橋さん(a.k.a.D-TAK)かっけーな・・・というそこのあなた!

soundcloudにある本人のページで色々聴けるのでどうぞ!

 

soundcloud.com

 

というわけで、一度南極(北極圏でも可)行って生でオーロラ見てみたいな、と思う今日このごろです。読んでいただきどうもありがとうございました。